SNS×施工写真で成果を出す!広報担当がやるべき3つのこと
施工写真は、住宅会社のSNS発信において欠かせない素材です。しかし、「写真はあるのに反応が伸びない」「投稿が続かない」という声も少なくありません。成果を出すためには、撮る・載せる以前に、広報担当が意識すべきポイントがあります。
1つ目は、目的を決めてから写真を見ることです。
SNSは集客、認知、信頼づくりなど、目的によって使い方が変わります。にもかかわらず、「きれいだから」「新しい物件だから」という理由だけで写真を選んでしまうと、発信の軸がぶれてしまいます。
この投稿は誰に向けたものか、何を伝えたいのか。完成度の高さなのか、暮らしやすさなのか、会社の考え方なのか。目的を言語化した上で写真を選ぶことで、投稿の一貫性が生まれます。
2つ目は、施工写真を“使い切る”視点を持つことです。
1物件=1投稿で終わらせるのは非常にもったいありません。外観、LDK、水回り、動線、素材のアップなど、切り口を変えれば複数回活用できます。
また、同じ写真でも「間取り解説」「暮らしの工夫」「設計の意図」など、キャプションの切り口を変えることで別の価値を持たせることができます。写真をストックとして管理し、計画的に使う仕組みづくりが重要です。
3つ目は、写真と言葉の役割を分けることです。
SNSでは、写真だけで完璧に伝えようとしがちですが、それでは情報が不足しがちです。写真は“感覚的な入口”、言葉は“理解を深める補足”と考えるとバランスが取りやすくなります。
なぜこの設計にしたのか、どんな家族を想定しているのか。写真では見えない背景を言葉で添えることで、投稿の説得力が高まります。
SNSで成果を出すために必要なのは、派手な演出ではありません。
目的を定め、写真を計画的に使い、言葉で補う。この3つを丁寧に積み重ねることが、信頼につながる発信への近道です。






