動画より先に写真で魅せる。施工事例の印象づけを成功させる方法
完成した住まいをどう伝えるか。
最近はルームツアー動画が主流になりつつありますが、実は多くの人が最初に出会うのは「写真」です。Instagram、ホームページ、資料、ポータルサイト。どんな導線でも、まず目に入るのは一枚の静止画。その第一印象で「見たい」「知りたい」と思わせられるかどうかが、その後の反応を大きく左右します。
動画は情報量が多く、魅力も伝えやすい反面、再生というハードルがあります。一方、写真は一瞬で届くメディア。だからこそ施工事例の印象づけは、動画より先に写真で設計しておくことが重要です。
ポイントは「きれい」だけで終わらせないこと。
広角で整ったLDK、明るい外観。それだけでは他社との差は生まれません。見る人が知りたいのは、その家でどんな暮らしが始まるのか。たとえばダイニングに差し込む朝の光、キッチン越しに見えるリビング、玄関に置かれたスリッパ。こうした“暮らしの気配”がある写真は、記憶に残りやすく、共感を生みます。
もうひとつ大切なのは、物件ごとの「象徴カット」を決めること。
吹き抜けなのか、造作洗面なのか、回遊動線なのか。その家を一言で表すなら何か。そこを軸に写真構成を組むことで、施工事例全体にストーリーが生まれます。
写真は単なる記録ではなく、ブランドづくりの入口です。
動画制作の前に、まず写真で世界観を整える。そうすることで、SNSもホームページも営業資料も、一本の軸でつながり始めます。
施工事例の印象づけは、シャッターを切る前から始まっています。
「この一枚で、何を伝えたいか」。そこを言語化することが、広報のいちばん大切な仕事かもしれません。






