エンゲージメントを高めるのは、ハウスメーカーではなく“住む人”の声

住宅会社のSNS発信では、デザインや性能の良さを伝える投稿が中心になりがちです。もちろんそれらは重要な情報ですが、実はエンゲージメントを高める最大の要素は、ハウスメーカー側の説明ではなく「実際に住む人の声」であることが多くあります。なぜなら、フォロワーが知りたいのは“商品”ではなく、“暮らしのリアル”だからです。

例えば「回遊動線で家事がラクになります」という説明よりも、「子どもを見守りながら料理できるようになって、気持ちに余裕ができました」という言葉のほうが、具体的な生活イメージを想像しやすくなります。共感はスペックからではなく、感情や体験から生まれるものです。

また、住む人の声にはリアリティがあります。完成直後の美しい写真だけでは伝わらない、実際の使い心地や暮らし始めてからの変化は、これから家づくりを考える人にとって何よりの参考情報になります。「収納が多くて片付けが楽になった」「朝の支度がスムーズになった」など、日常の小さな変化こそ、強い説得力を持っています。

写真との組み合わせも重要です。住む人のコメントに合わせて、そのエピソードが伝わる写真を添えることで、投稿の温度が一気に上がります。例えばキッチンの写真に「家族で並んで料理しています」という声を添えるだけで、単なる設備紹介が“暮らしのワンシーン”に変わります。

さらに、住む人の声を活かすことで、企業目線では気づかない魅力が見えてくることもあります。設計者が意図していなかった使い方や、予想外に喜ばれたポイントなどは、次の提案や発信のヒントにもなります。

大切なのは、会社が主役になりすぎないことです。ブランドの信頼は、自社の説明よりも第三者の言葉によって深まります。住む人のリアルな声を丁寧に拾い、写真とともに届けることで、フォロワーは「この会社なら自分の暮らしも想像できる」と感じるようになります。

エンゲージメントを高める近道は、発信の主語を少し変えること。家ではなく、そこで暮らす人を中心に据えたとき、投稿はぐっと共感を生むものへと変わっていきます。


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