広報×現場×設計でつくる「伝わる写真」制作の進め方

施工写真は、ただ完成した家を記録するためのものではありません。
会社の価値観や家づくりの姿勢を伝える、大切なコミュニケーションツールです。そして「伝わる写真」は、広報だけ、カメラマンだけで生まれるものではありません。広報・現場・設計、それぞれの視点が重なったとき、初めて深みのある一枚になります。

まず広報の役割は「目的の言語化」。
今回の撮影で何を伝えたいのか。子育て動線なのか、素材感なのか、設計の工夫なのか。SNS用、HP用、営業資料用では必要なカットも変わります。ここを曖昧にしたまま撮影に入ると、写真はきれいでも“使いにくい素材”になりがちです。

次に設計は「意図の共有」。
図面に込めた工夫、視線の抜け、採光計画、生活動線。これらは完成写真だけでは伝わりません。設計者が事前にポイントを共有することで、写真は単なる空間描写から「設計思想が見えるカット」へと変わります。

そして現場は「リアルな暮らしの監修役」。
家具の置き方、生活小物の位置、撮影タイミング。現場を知る人だからこそ分かる“使われ方”があります。ここに関わることで、写真に不自然さのない、現実味のある空気が宿ります。

大切なのは、撮影当日だけで完結させないこと。
事前に三者で簡単な打ち合わせを行い、「この家の象徴」「必ず押さえたいポイント」を共有する。それだけで写真の質は大きく変わります。

伝わる施工写真は、偶然の産物ではありません。
広報の視点、設計の思想、現場の実感。その三つが重なったとき、写真は“会社のストーリー”になります。

一枚の写真の裏側に、チームの対話を。
それが、長く使える資産になる施工写真を生む近道です🌿


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