プロに頼む?自社で撮る? 住宅写真の撮影体制の作り方

住宅写真は、広報や営業の現場で“最も使われる素材”のひとつです。
SNS・ホームページ・チラシ・営業資料・提案書…。そのすべてにおいて「良い写真」があるかどうかで、反応も印象も大きく変わります。

だからこそ課題になるのが、撮影体制の整備。
「プロに頼んだ方がいいのか?」「社内で対応できるのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、住宅写真の撮影体制づくりの考え方と、判断のポイントをご紹介します。

■ まず明確にすべきは「用途」と「頻度」

撮影体制を決める前に、次の2つを整理しましょう。

1.どのような目的で使うのか?
(例:SNS投稿用/竣工事例としての記録/カタログ・印刷物)

2.どれくらいの頻度で必要になるのか?
(例:月に数件/年に数十件/繁忙期に集中)

この2つによって、「どのレベルの写真が」「どのくらいのペースで」必要かが明確になります。

■ 【プロに依頼するメリットと注意点】

✔ メリット
構図・光・色の美しさに優れ、“見せる写真”として強い

ブランドイメージや世界観を一貫して伝えやすい

クオリティが高いため、印刷物や広告にも使用可能

⚠ 注意点
コストがかかる(撮影1件あたり3〜10万円程度が相場)

撮影スケジュールの調整が必要(天候や引き渡し日との兼ね合い)

撮りたいカットを明確にしておかないと“使えない写真”になるリスクも

→ 見せ場になる施工事例やモデルハウス、HPトップに使うカットなどは、プロ依頼がおすすめです。


■ 【自社撮影のメリットとコツ】

✔ メリット
急な撮影にも柔軟に対応できる

撮影コストを抑えられる

写真の活用目的に応じて、使い勝手の良い素材が撮れる

✔ 活用のコツ
広報担当に撮影の基本スキルを身につけてもらう

撮影マニュアルや構図リストを整備しておく

スマホでも撮れる“最低限押さえるべき撮影ポイント”を社内共有

→ SNSやブログ投稿、進捗報告用の撮影などは、自社で対応しやすい分野です。

■ 組み合わせてこそ強い「ハイブリッド体制」


おすすめは、「プロ撮影」と「自社撮影」の役割を分けて併用する体制です。

プロ撮影 → ホームページ・広告・施工事例として資産化

自社撮影 → SNSや営業現場でのリアルタイム発信

さらに、広報と営業、現場が連携して、「どこを・何のために撮るか」を共有する文化ができると、写真活用の幅も広がります。

■ おわりに

住宅写真は、「いい家を伝える力」そのものです。
誰がどう撮るかを明確にして、写真が“使われる前提”で撮影体制をつくることが、広報力・集客力の向上につながります。

まずは1つ、「この写真、誰が撮る?」を見直すところから始めてみませんか?


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