広報活動の効果測定、してますか? 住宅写真の活用成果を見える化するヒント

住宅会社の広報業務の中でも、「写真」は最も活躍の場が多いコンテンツのひとつです。
Instagramやホームページ、チラシや営業資料――
日々たくさんの場所で住宅写真を使っているけれど、「どれだけ効果があったのか」は、なんとなくの感覚でしか判断していない……という方も多いのではないでしょうか?

広報活動も、営業戦略と同じように「成果を見える化」することで、改善点や次の一手が見えてきます。
今回は、住宅写真の活用成果を“見える化”するヒントをご紹介します。

■ 「なんとなく効果がある」から脱却する

SNSに投稿して「いいねは付いた」「保存数が多かった」――
これも立派な指標のひとつですが、それだけで終わってしまうと、次の改善にはつながりません。
大切なのは、目的と手段を紐づけて振り返ることです。

たとえば、以下のように指標を分解してみましょう:


写真を使った「何のための施策だったのか?」を明確にし、それに対する“数字”や“声”を拾うことで、初めて成果が見えてきます。

■ SNSでの“反響の高い写真”をチェックする方法


InstagramなどのSNSでは、次の3つをチェックすると、反響の傾向が見えてきます。

保存数:今後も見返したい=暮らしに関心がある

シェア数(リーチ):他人に見せたい・広めたい写真

フォロワー増加時期との関係:どの投稿が“きっかけ”になったか

「このアングルが人気」「生活感のあるカットの反応が良い」など、投稿→分析→改善のサイクルを回すことが、継続的な効果を生み出します。

■ 社内共有のための“見える化ツール”を持つ

せっかく成果を分析しても、社内で共有されなければ改善にもつながりません。
以下のような簡単なフォーマットを活用するのがおすすめです:

月間レポート(投稿数・保存数・施工事例PVなど)

ベスト3投稿ピックアップ+考察

次月の改善ポイントや撮影指示への反映案

こうした資料があれば、設計・営業・現場とも広報の価値が共有され、撮影時や投稿計画に活かしやすくなります。

■ おわりに

住宅写真は「撮って終わり」「投稿して終わり」ではありません。
使った後にどう振り返り、次へ活かすか。
その視点を持つことで、写真はより“成果を生む資産”になります。

まずは、SNSやWebで使った写真が「どんな反応を生んだか」を数値で振り返ることから始めてみませんか?
小さな積み重ねが、伝わる広報・届く写真づくりへの第一歩です。


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