

写真だけで終わらせない! お客様の声と組み合わせた事例活用法
施工写真は、住宅会社の“実績”を見せる大切なコンテンツ。
ですが、その魅力を「写真だけ」で伝えきるのは実は難しいこと。
どれだけきれいな外観やおしゃれな内装でも、それが見る人の“心に届く情報”になるかどうかは、「写真のその先」をどう見せるかにかかっています。
そこで力を発揮するのが、「お客様の声」と組み合わせた事例紹介です。
リアルな感想が加わることで、写真がただのビジュアルではなく、“暮らしの実感が伝わるコンテンツ”へと変わります。
■ 「声」が加わることで生まれる“説得力”
お客様の声には、次のような力があります:
・設計や間取りの工夫がどう活きているかをリアルに伝えられる
・「どんな悩みが、どう解決されたのか」が明確に見える
・見込み客が「自分たちにも合いそう」と自分ごと化しやすくなる
たとえば、吹き抜けリビングの写真だけでなく、
「冬でも暖かく、光がたっぷり入るので、朝の支度も気持ちよくなりました」
という一言が添えられるだけで、その空間の“暮らしの温度”が伝わるのです。
■ 写真+声の組み合わせ方3つのパターン
① スライド投稿(Instagramなど)での活用
1枚目:施工写真
2枚目:「この家にしてよかったこと」などの施主コメント
3枚目以降:間取りの工夫や設計意図を解説
→ 写真とコメントのテンポで“見たくなる事例紹介”に。
② ホームページの施工事例ページに設置
メイン写真+キャッチコピー
「お客様の声」ボックスを設けて要点を整理
担当者コメントと並べることでストーリー性アップ
→ SEOにも効果的で、見学予約や資料請求への導線にも◎
③ 完成見学会や営業資料に活用
写真パネルの下に“暮らしのひと言”を添える
プレゼン資料内に「施主のリアルな感想」ページを設ける
→ 営業トークの裏付けとなり、第三者の声として説得力が増します。
■ 声を集めるときのポイント
引き渡し後1〜2週間がベストタイミング
回答しやすいように、設問形式やテンプレートを用意
撮影協力のお礼として、データやパネルのプレゼントを提案するのも◎
例:
「この家の一番のお気に入りは?」
「実際に暮らしてみて感じた“意外なよかった点”は?」
■ おわりに
写真だけでは伝えきれない“暮らしのストーリー”を届けるには、お客様のリアルな声が欠かせません。
その声を写真と組み合わせて活用すれば、施工事例はもっと“伝わるコンテンツ”になります。
次の施工事例は、「建てた家の紹介」ではなく、「そこで始まった暮らしの物語」として届けてみませんか?