“写真映え”する間取りとは?設計段階で広報ができること
完成した住宅を魅力的に伝えるために欠かせない「写真」。しかし実は、その“撮れ高”は設計段階からすでに決まっています。広報ができることは、完成後の発信だけではありません。設計の段階から関わることで、「写真映えする住まい」をつくることが可能になります。
まず意識したいのが「光の入り方」です。
写真において光は主役ともいえる存在です。大きな窓の配置や方角、吹き抜けの有無によって、空間の印象は大きく変わります。午前と午後でどんな光が入るのかを想像しながら設計することで、時間帯ごとに異なる表情を楽しめる空間になります。
次に「抜け感」と「奥行き」です。
リビングからダイニング、キッチンへと視線が自然に抜ける配置は、写真にしたときに広がりを感じさせます。さらに、奥に窓やグリーンが見えることで、空間に立体感が生まれ、印象的な一枚になります。
また「余白をつくる」ことも重要です。
家具や装飾で埋め尽くされた空間よりも、少しの余白があることで、暮らしのイメージが広がります。写真にしたときにも“抜け”が生まれ、洗練された印象を与えることができます。
ここで広報ができるのは、「どこを撮るか」を事前に考えることです。
たとえば「このリビングはこの角度から撮ると魅力が伝わる」といった視点を設計担当と共有することで、窓の位置や壁の抜き方、照明計画にも活かすことができます。
“写真映え”は偶然ではなく、設計と広報の連携から生まれるもの。
一枚の写真のために設計する。そんな意識が、これからの住宅づくりに新しい価値をもたらします。





